fc2ブログ
2024/01/07

C103参加報告と新刊通販の案内

20231231_093740.jpg

冬コミお疲れ様でした。いつもお世話になっている方も年の瀬にお越し頂いた方もありがとうございます。
コロナ禍で中断してしまった同人活動も一年に三冊新刊を出すというこれまでにない勢いで挽回できました。
さすがに今後は頻度は落ちるだろうけど年一で出していきたいところですのでよろしくお願いいたします。

【通販の案内】

紙物資料で辿る客船の黄金時代 2 ~二引はためく優秀船~(寝古鉢鉄工所)の通販・購入はメロンブックス
hyoushi_20231211013939537.jpg
16.jpg

今回の新刊『紙物資料で辿る客船の黄金時代2』のの通販が開始していますのでお越し頂けなかった方もご利用下さい。

【C103新作+過去作まとめ買い】寝古鉢鉄工所「紙物資料で辿る客船の黄金時代」セット(寝古鉢鉄工所)の通販・購入はメロンブックス

ビジュアルで見る客船の和風インテリア~日本趣味から現代日本様式へ~(寝古鉢鉄工所)の通販・購入はメロンブックス

紙物資料で辿る客船の黄金時代1~洋上の宮殿とグレイハウンド~(寝古鉢鉄工所)の通販・購入はメロンブックス

橿原丸と出雲丸の覚書 内装編 改訂版(寝古鉢鉄工所)の通販・購入はメロンブックス

合衆国汽船コロンビア号 - 寝古鉢鉄工所 - BOOTH

合衆国汽船コロムビヤ號案内 - 寝古鉢鉄工所 - BOOTH

一巻とのセットや既刊も通販がありますのであわせてお買い上げ頂けますと幸いです。

【サークル参加の感想】

・立体化
20231231_093656.jpg
↑立体化に伴い値札も刷新。

最古参のコロンビア本から今回の新刊まで計6冊、しかも半分はA4なのでこれまでの横置きではスペースに収まらない。
そこで初の立体化と相成った。
ダイソーのカタログスタンドがA4サイズもいけるがそのままでは後ろの本が隠れてしまうので厚紙でいくらか底上げし、さらに折りたたみラックの上に載せることで机の上に在庫を置けるようにしたらなかなかいい使い勝手になった。
ただ、スタンドは解体できずかさばるため持ち運びが辛いのが最大の難点。使い捨ても考えたものの何とか持ち帰ったら自宅でうっかり踏み抜いて大破するオマケつき。
組み立て式を探した方がいいんじゃないのか?と買う前からわかってはいたもののA4を並べて置ける物が見つからなかったからこれを選んだわけでどうしたものか…。

・展示品
20231231_093711縮小
↑右に秩父丸の1/1250模型、左にパンフレットとメニューのコピー。

冬にお手伝いをお願いしているぐんそうさんが前回(C98)は天洋丸、今回は秩父丸といった具合に1/1250模型を持ってきてくださるが、これが目を惹いて「こうした客船を題材にしている」と紹介する話のタネにもなって活躍している。
評論ジャンルでいつもお世話になっているサークル「Art of Smoke」で前回展示された煙草の葉っぱも印象強く、本以外に何か持ってくれば看板にもなるのではと考え二点制作した。

パンフレット『ORIENT-CALIFORNIA SERVICE TOLD IN PICTURES』
20231220_204023.jpg


↑めくった様子はツイッター参照。

サンフランシスコ航路に就航していた浅間丸型と大洋丸のインテリアを紹介するパンフレット。今回の主役の一人である浅間丸を中心にした内容かつ全ページスキャンしていたので選んでみた。
表紙は耐久性を考えて固めなスノーマット、本文はバロンケントを使ったところ中々いい感じに仕上がった。写真のモアレが出てしまったがこれは実物より一回り大きいためで調整は今後の課題か。

浅間丸1932年6月19日夕食メニュー
20231223_181841.jpg
↑上がコピーで下が実物。

表面は竹久夢二の挿絵で裏面は便箋として使える日本郵船のメニューの特徴が表れている。こちらは本物に手触りが近いシリウス特厚口がいい味出した。

これら展示は通りがかりで興味を持つ方も多く狙い通り看板代わりになり、ラックを隠す効果もありまさに一石二鳥だった。しばらく使い回していくが新刊にちなんだ物をそのたび作ってもよさそうだ。

・ディズニージャンルの相乗効果

コミケにおいてディズニージャンルはアニメ(その他)の海外アニメ島や創作の制服島など各地に分散するのが常で、今回のコミケ二日目では評論ジャンルと旅行ジャンルに分かれていた。



みつこさんは事前の通販もあっという間に品切れになるほど注目を集めており今回もめでたく完売とのこと。



そしてポキプシーさんはコロンビアの本を出されるとのことでこれが特に注目していた一冊だった。
2015年から同人活動を行い9年近くになるが自分以外のコロンビア本を見かけるのは初めてだしコロンビアを主題にするサークルも同様に知る限り初だ。自分がコロンビアを取り扱う唯一のサークルではなくなることがこれほど愉快とは思わなかった。



ツイートやスペースで紹介して頂いた結果最古参のコロンビア本がいつもの倍捌ける賑わいで、こちらも「旅行や評論にもディズニー本を出しているサークルがありますよ」とおすすめする相乗効果の流れが生まれており即売会の醍醐味の一つと言えるだろう。

・反省点

搬出用に台車を買おう
一人参加の夏コミでキャリーケースを使おうとしたら全くの役立たずで潰れてしまう始末だったので今回は持てる量に抑えたつもりだったが、それでもぐんそうさんにご迷惑おかけしてしまう結果になってしまった。
A3サイズ以下の台車があれば発送直前まで転がして荷物に入れて発送できるとようやく思い至りとりあえず無印の平台車を買ったので次回使ってみる。

いいかげん名刺を作ろう
デザインを悩んでそのままにしていたら必要な場面に出くわしてしまう。
御挨拶の際にも使うのだからとりあえず作ってみるのが一番だ。

【次回以降の予定】

紙物資料シリーズの第三巻はクイーンメリーやノルマンディ、ブレーメンなどブルーリボンホルダーを特集する『女王たち<ブルーリボンホルダー>の饗宴』の予定。様々な意味で大物揃いなのでどう料理したものか、こねくり回しがいがあるというものだ。
また紙物本以外では戦後の氷川丸のメニュー一航海分をまとめるメニュー本も考えており、OCRで読み込んで翻訳を牛歩ながら進めている。

しかし今年は忌避風潮記事を書き始めて10周年になる節目の年になるのでこっちで出したい。
とはいえ本筋は超が付く大仕事だし未だに青筋立てる始末。まさか蒸気船ウィリーの本国における著作権切れ(日本ではとうに済み)で夢の国チキンレースが墓から蘇ってくるとは思わなんだ…。
国会図書館や米澤記念図書館に納本して後世に残すつもりならば冷静さが必須だがこれでは難しい。そこで感情の入る余地が比較的少ない統計ならばいけるだろうということでコミケや赤ブー、pixivの統計本を予定している。
集計のし直しで時間がかかりそうなので今年の冬コミを目標とし、それまで新刊はしばらくお休みになるだろう。

即売会自体はコミケ以外でもコミティアあたりにも出たいが、船舶系が出られそうな即売会は見当たらずディズニーといえばトゥンミだが新しい弾が無い。常々やりたいと言っているコロンビアレターセットは前述の展示のようにやればうまくいきそうだが、肝心のデザインをどうするかでずっと頭を抱える始末。

何はともあれ、コロナ禍で中断してしまった同人活動もまた続けていきたいところ。
今年もよろしくお願いいたします。
スポンサーサイト



2023/12/12

コミックマーケット103 参加告知

ポスターB4a

12月31日開催コミックマーケット103二日目ににサークル「寝古鉢鉄工所」(東3ホールエ49a)で参加します。


【新刊】
『紙物資料で辿る客船の黄金時代 2 ~二引はためく優秀船~ 』
A4、28ページ、1200円
メロンブックスに委託予定

hyoushi_20231211013939537.jpg
2.jpg
16.jpg
24.jpg

客船が海を渡る唯一の手段だった時代、スピード競争を繰り広げたり国家の威信を担うなど現代とはまた違う性格を持つオーシャンライナーだった。当時宣伝や船旅のお伴として制作された紙物は往時を知る貴重な資料であると共にそれ自体も魅力溢れる物が揃う。そうしたパンフレットやメニューなどの紙物で客船の黄金時代を辿るフルカラー本シリーズの第二巻。

日本郵船がサンフランシスコ航路や欧州航路、シアトル航路向けに新造客船を一挙新造した1930年代前半は浅間丸や照国丸、氷川丸など歴史に名を残す客船が登場、紙物も華やかな物が揃い二引の社旗をはためかせながら「優秀船」が往来する日本の客船の黄金時代と呼ぶにふさわしい年代だった。
カナディアン・パシフィック・ラインやダラー・ラインといったライバル、ラゲッジラベルやプログラムのような船上生活をうかがう紙物も加えて客船文化華やかなりし頃を辿るのが本書になる。


【掲載船一覧】
浅間丸
龍田丸
秩父丸
照国丸
靖国丸
氷川丸
日枝丸
平安丸
エンプレス・オブ・ジャパン
エンプレス・オブ・ブリテン
プレシデント・フーヴァー
掲載図版:約100点

【既刊】

『紙物資料で辿る客船の黄金時代1~洋上の宮殿とグレイハウンド~』
初出:2023年夏コミC102
A4、24ページ、1000円
メロンブックスにて通販中


表紙試案試し刷り

2キュナード1

17郵船3伏見丸1
紙物で客船の黄金時代を辿るフルカラー本シリーズの第一巻。
19世紀末からWW1後まで大西洋で覇権争いを繰り広げた英独と近代国家になって間もない日本の客船を取り上げる。

【主要掲載船】
カンパニア、カーマニア、ルシタニア、モリタニア、アキタニア、フランコニア
セルティック、オリンピック、ホメリック
カイザー・ヴィルヘルムⅡ、インペラトール、リヴァイアサン、マジェスティック
信濃丸、春日丸、伏見丸、箱根丸
日本丸、天洋丸、さいべりあ丸、大洋丸

『ビジュアルで見る客船の和風インテリア~日本趣味から現代日本様式へ~』
初出:2023年4月開催隼鷹オンリー『桑港航路ノ夢』
A4、16ページ、800円
メロンブックスにて通販中


表紙色塗り真ん中配置本決まり

13.jpg

日本側が船内装飾に関わり始めた頃から現代日本様式を確立するまで和風デザインを取り入れてきた内装を絵葉書やパンフレットなどの図版で紹介するフルカラー本。
橿原丸本こと『橿原丸と出雲丸の覚書 内装編 改訂版』 では橿原丸・出雲丸のカラースキームをフルカラーで掲載したものの両船以外は参考程度にモノクロだったのでその補完的な立ち位置。


『橿原丸と出雲丸の覚書 内装編 改訂版』
初出:2019年冬コミC97
B5、96ページ、1500円
メロンブックス及びBOOTHにて通販中

hyoushi.jpg
honbun15.jpg

戦前日本最大の客船になるはずだったが空母隼鷹・飛鷹として完成した橿原丸と出雲丸。
その客船としての姿、特に「現代日本様式」で展開された内装を建築家や造船所、百貨店など設計に携わった人々の視点などからまとめる覚え書き。
図面やカラースキームなど図版を多数掲載。


『合衆国汽船コロムビヤ號案内』
初出:2018年開催Dparty!
A5、24ページ、500円
BOOTHにて通販中

表紙
honbun-01.jpg

戦前に船会社が船客のために出していた航路案内や船内案内などのパンフレットは船旅における日常の一端を伝える資料でもある。もしも東京ディズニーシーの客船コロンビアでも同様に船内を案内するパンフレットが実際にあったら…というパンフレット風同人誌。


『合衆国汽船コロンビア号』
初出:2016年夏コミC90
B5、72ページ、1000円
BOOTHにて通販中

001.jpg
page7.jpg

海洋テーマパークである東京ディズニーシーにたむろする船舶の中で一番の巨体を誇る客船コロンビア。黄金時代の遠洋定期船(オーシャンライナー)を体感できる創作物であるコロンビアについて歴史を反映させた作り込みやストーリー、実在の客船とのつながり、製作者の意図など豊富な文献と写真を用いて考察する。
2023/09/02

コミケ102参加報告と通販お知らせ

20230813_090326.jpg
20230813_090354.jpg
↑サークルの様子。本がスペース目一杯並ぶ光景はこんなに出したか…と感動もの。

夏コミお疲れ様でした。ひどい暑さの中お越し頂きありがとうございます。無事仕上がった新刊『紙物資料で辿る客船の黄金時代1』を始めオーシャンライナーの同人誌が好評で幸いでした。

ツイッターでお世話になっていたり橿原丸本の改訂前から追って頂けるなど様々な方と交流して4月の隼鷹オンリーに続き実地の即売会の良さを堪能できた。Tamasさんや黒井さん、しざーりおさんなどディズニー畑の皆さんとお会いし、最初のサークル参加でお隣だった飢房さんやカートゥーンで有名なかねひささんがいらっしゃったのは驚きだった。
コロンビア本を当時買った人から「コロンビア本がパークの作り込みに注目するきっかけだった」と感想を頂いたのも実に嬉しかった。本を出した甲斐があるというもの。

最古参なコロンビア本は少ないながらも安定した数が出ているのは意外だったが、黄金時代~がコロンビアと同時代かつ元ネタも盛り沢山なことに途中で気づいてコロンビア本を求める方にお勧めしたらちょくちょくセットで出たので早く気付くべきでもあった。

反省点は一人参加故の問題に尽きる。気が緩むと小規模とはいえ行列ができてしまう、おちおち回ることができず別のホールの評論にも行けない、何より返送で大いに困る羽目になった。
新刊が分納できないスタイルだった上に持ち込み数を今までと同じ調子にしたものだから大荷物になってしまい大汗かきながらもがいているところを通りすがりの方が見かねて手伝って下さる始末で、一体何年参加しているのか…と我ながら呆れる他無い有様。
一人参加はなるべく避ける、あるいは一人の場合は取り回しが効く範囲まで減らすべきとつくづく実感させられる。

FyLeH1NacAAXu2b.png
↑Comike Web Catalogより自サークル周辺。この交通評論以外にも船舶系の集まりはあちこちにある。

今回のコミケは船舶系サークルの賑わいが目立つ回でもあった。配置担当スタッフの一言コーナー(C102 鉄道・旅行・メカミリ配置担当 一言コーナー)で触れられる程度に増えたが、交通評論やメカ、旅行など散らばりがちだが集約することで存在が可視化されて人の目につき増える…という好循環につながるのでジャンル化は大歓迎な流れ。ジャンル補足で船舶枠の選択肢があればなおよいのだがこれからの期待になるだろう。

【次回予定】
c103colord.png
↑次回のサークルカット。絵柄の元ネタは太平洋航路のスケジュール表(1938年発行)。

冬のC103は『紙物資料で辿る黄金時代1』の続編で、浅間丸や氷川丸など1930年代前半の郵船をメインに据える『二引きたなびく優秀船(仮称)』の予定。客船の黄金時代といえばまさにこの年代で紙物も華やかなものばかり、それに弾数も豊富なので充実した内容になる、はず。

【通販】
今回の新刊は隼鷹オンリーの和風インテリア本と共にメロンブックスに委託しました。委託期間が終了したらBOOTHに回す予定です。橿原丸本も少部数委託しましたので新刊と一緒に買う際にご利用下さい。

紙物資料で辿る客船の黄金時代1~洋上の宮殿とグレイハウンド~(寝古鉢鉄工所)の通販・購入はメロンブックス
表紙試案試し刷り


ビジュアルで見る客船の和風インテリア~日本趣味から現代日本様式へ~(寝古鉢鉄工所)の通販・購入はメロンブックス
表紙色塗り真ん中配置本決まり

橿原丸と出雲丸の覚書 内装編 改訂版(寝古鉢鉄工所)の通販・購入はメロンブックス
hyoushi.jpg


2023/07/25

コミックマーケット102 参加告知

C102告知

C97以来4年振りのコミケサークル参加となるC102への参加告知。

夏コミ2日目にサークル「寝古鉢鉄工所」(東2ホールU12a)で参加します。
新刊『紙物資料で辿る客船の黄金時代1~洋上の宮殿とグレイハウンド~』など客船の同人誌を揃えてお待ちしております。

また、今のところ一人参加の可能性が非常に高いため開始後しばらく挨拶回りなどでしばらくいないと思います。その場合お昼前には確実に戻るのと最後までサークルを開いていますのでゆるりと来てください。

新刊

『紙物資料で辿る客船の黄金時代1~洋上の宮殿とグレイハウンド~』
A4、24ページ、1000円

表紙試案試し刷り

2キュナード1

17郵船3伏見丸1

客船が海を渡る唯一の手段だった時代、スピード競争を繰り広げたり国家の威信を担うなど現代とはまた違う性格を持つオーシャンライナーだった。当時宣伝や船旅のお伴として制作された紙物は往時を知る貴重な資料であると共にそれ自体も魅力溢れる物が揃う。そうしたパンフレットやメニューなどの紙物で客船の黄金時代を辿るフルカラー本。

第1回は19世紀末からWW1後まで大西洋で覇権争いを繰り広げた英独と近代国家になって間もない日本を取り上げる。

【主要掲載船】
カンパニア、カーマニア、ルシタニア、モリタニア、アキタニア、フランコニア
セルティック、オリンピック、ホメリック
カイザー・ヴィルヘルムⅡ、インペラトール、リヴァイアサン、マジェスティック
信濃丸、春日丸、伏見丸、箱根丸
日本丸、天洋丸、さいべりあ丸、大洋丸

本シリーズでは筆者が収集した紙物で客船の黄金時代を辿っていく予定で第二巻は浅間丸や氷川丸など1930年代前半の郵船を中心にまとめる「二引きはためく優秀船」、第三巻はクイーンメリーやノルマンディといったスーパーライナーに特化した「女王たちの饗宴」の予定。

今回の新刊は隼鷹オンリーの既刊と共に通販予定。
BOOTHにするか、あるいはメロンブックスに手を広げるかは思案中。

既刊

『ビジュアルで見る客船の和風インテリア~日本趣味から現代日本様式へ~』 初出:隼鷹オンリー『桑港航路ノ夢』
A4フルカラー、16ページ、800円

表紙色塗り真ん中配置本決まり

13.jpg

日本側が船内装飾に関わり始めた頃から現代日本様式を確立するまで和風デザインを取り入れてきた内装を絵葉書やパンフレットなどの図版で紹介するフルカラー本。
橿原丸本こと『橿原丸と出雲丸の覚書 内装編 改訂版』 では橿原丸・出雲丸のカラースキームをフルカラーで掲載したものの両船以外は参考程度にモノクロだったのでその補完的な立ち位置。

『橿原丸と出雲丸の覚書 内装編 改訂版』 初出:C97
B5、96ページ、1500円

hyoushi.jpg

honbun15.jpg

戦前日本最大の客船になるはずだったが空母隼鷹・飛鷹として完成した橿原丸と出雲丸。
その客船としての姿、特に「現代日本様式」で展開された内装を建築家や造船所、百貨店など設計に携わった人々の視点や図面、カラースキームから現状できる範囲でまとめる覚え書き。

『合衆国汽船コロムビヤ號案内』:初出:Dparty!
A6、24ページ、500円
表紙

honbun-01.jpg

戦前に船会社が船客のために出していた航路案内や船内案内などのパンフレットは船旅における日常の一端を伝える資料でもある。もしも東京ディズニーシーの客船コロンビアでも同様に船内を案内するパンフレットが実際にあったら…というパンフレット風同人誌。

『合衆国汽船コロンビア号』 初出:C90
B5、72ページ、1000円


001.jpg

page7.jpg

東京ディズニーシーで一番の巨体を誇る客船コロンビア。黄金時代の遠洋定期船(オーシャンライナー)を体感できる創作物であるコロンビアについて歴史を反映させた作り込みやストーリー、実在の客船とのつながり、製作者の意図など豊富な文献と写真を用いて考察する。
2023/06/17

隼鷹オンリー『桑港航路ノ夢』参加報告

隼鷹オンリー『桑港航路ノ夢』
junyo vizyu
↑上記オンリーサイトより告知ポスター。

サークルカットb
↑サークルカット

4月2日開催の隼鷹オンリーに参加したので遅まきながら事後報告。

艦これの隼鷹オンリーが当初氷川丸の船内で開催予定ということで注目していたところ会場を変更、枠が広がったので「こりゃ橿原丸本を擁する自分も行けるだろうて」と意気込み、サークル参加概要が「艦隊これくしょん『隼鷹』又は軍艦『隼鷹』がメインの頒布物が1点以上あること」だったので問い合わせたところ「橿原丸も参加可能」とのお返事を頂いたのでめでたく参加した次第。

艦これのゲーム自体はシステムに追いつけずすっかりご無沙汰になってしまっているが、隼鷹と飛鷹は思い入れの深いキャラなのでその意味でも参加できて幸いだった。…ところで飛鷹の改二って実装されるんですかね。

・頒布物

お品書き縦着色

表紙色塗り真ん中配置本決まり
新刊:『ビジュアルで見る客船の和風インテリア』
A4版フルカラー本文16p

日本側が船内装飾に関わり始めた頃から現代日本様式を確立するまで和風デザインを取り入れてきた内装を絵葉書やパンフレットなどの図版で紹介するフルカラー本。
橿原丸本こと『橿原丸と出雲丸の覚書 内装編 改訂版』 では橿原丸・出雲丸のカラースキームをフルカラーで掲載したものの両船以外は参考程度にモノクロだったのでその補完的な立ち位置。

今度の夏コミの新刊と合せて通販の予定。

・感想
20230402_112642.jpg
↑当日のサークルの様子。いつもと同じスタイルで参加したがこれも3年ぶりになる。

20230402_113534.jpg
↑現地で展示された隼鷹のパネル。橿原丸本で掲載したカラースキームで描かれる橿原丸船内を歩く姿を想像できて実に眼福。

まず今回の新刊が橿原丸本以来3年振りで久々の同人活動となった点が大きい。コロナ禍で同人即売会が途絶えて出る数が減ったとよく言われるが自分もその例外では無く、これはやばいと思い小品でもいいからとにかく出すことを目指した結果でもある。やはり締切を設定して尻に火を付けないと形にならないとつくづく実感させられる。
初めてのA4フルカラーは図版と文章のレイアウトなど頭の使い方が全然違い戸惑うばかりだったが何とか形に仕上げることができた。博物館の図録を目指したいところだが実に難しい。

個人主催のオンリーへのサークル参加は『Clap Your Hands!』以来二回目、実地の即売会としては初めてでその意味でもチャレンジだった。久々と初めての掛け合わせで緊張したものの主催が「オフ会みたいなもの」とおっしゃったようにアットホームな雰囲気で肩を張らず楽しむことができたのは幸いだった。
予想外だったのはコミケなどでお世話になっているAsayanさんやコミケで船舶本を出している方など客船好きが集まったこと。まさに先述の「オフ会みたいなもの」で場があると人が集まる、つまり逆に言えば人が集まるためには場が必要というわけで実地の即売会の意味がここにあるように思える。

こうした同人即売会を実現してしまう主催のDIY力を実感すると共に同人誌製作の機会、交流の場を与えてくれたことに感謝。いやー同人活動って楽しいものですねえ。