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2012/10/14

チャップリン・ザ・ルーツ

鉄道の日に鉄道を更新しないのはさておき、9月下旬はチャップリン尽くしであった。16日に上野で生活弁、先週まで銀座テアトルで弁士と声優の活弁付が流れていたからだ。
チャップリンは小学生のころ独裁者を見てからの付き合いなので行くしかないっしょと突撃してみた次第。

・声優口演@上野不忍池水上音楽堂
羽佐間道夫、野沢雅子、若本規夫、山寺宏一が生で活弁する企画。作品は『泥棒を捕まえる人』『霊泉』『午前一時』の三本。
羽佐間、山ちゃんは2007年の渋谷でも活弁をしていたので二回目であった。(羽佐間・戸田恵子がキートンの探偵学入門、山ちゃんが犬の生活)
『泥棒を捕まえる人』は『チャップリン上』でデイヴィット・ロビンソンが「のちのインタビューで彼はキーストンコップの一員として何本か出演しているが確認されたものはない」とされたものであろう作品でとくに全体的に面白いというわけでもないが生演奏とあいまってしばしば笑い声が上がる。チャップリンが現れた瞬間湧くのはやはりチャップリンゆえか。
最初のトークの若本の地声が聞きなれたものとかけ離れていたので違和感を覚えたが『霊泉』の口上でいつもの若本節になりアナゴさんだー!副社長だー!となり興奮。羽佐間チャップリンと若本キャンベルの掛け合わせが非常に楽しい。
そして『午前一時』は山ちゃんの独檀場!口上を若本の物まねで始め観客をがっちりつかみあとは猛進撃!作品自体もチャップリンの一人芸であるのでぴったりだが伝記映画でもチャップリンを吹き替えていたので専任と称してもいいのではなかろうか。
のちの銀座でも同じ作品を見て感じたのは生って違うねホント。会場の湧き方が実に心地よい。若本の口上で湧いた嬌声は何か違う気もするが。
・チャップリン・ザ・ルーツ
こちらは生ではなく銀座テアトルでミューチュアル、エッサネイ時代から17本を抜粋し6本のプログラムに分けて上映したもの。羽佐間、山寺、千葉、平田、杉田…自分でも知っている大御所の声優たちが集結してさらに山崎バニラや沢登翠といった本職の弁士によるものもという実に豪華な編成であった。ジャックスパロウやタイバニの平田広明はともかく特に銀魂の杉田は大御所の中でかなり浮いて見えたがむしろ新鮮さがあって楽しめた。女性陣も先の野沢にデイジーの土井、洋画の安達忍(ホーリーグレイルで聞いたことがあるような?)こんな機会でなければ見れない組み合わせ!実に豪華だ。
本来なら6000円!無理!なのだが、年末に全短編62本セットボックスで3万円なり…余計無理だ!と今4000円つぎ込んだのである。…要は寝坊して2本逃したわけでorz
各プログラムで本職の弁士とセットになっていたがそこで山崎バニラの言う弁士の「だまる技術」と声優の「話す技術」の違いを実感した。山ちゃんが上野で汗を大量に流すほどマシンガンであったのと違い弁士は間を持たせているのだ。どちらが上というより両者それぞれの楽しみがあってグッド。
エドナがグサッと毒舌キャラになってりたのは声がついたからだろうか?
改めて見返してみると当たり前だが今に多大な影響を与えているのがわかる。
ミッキーマウスとチャップリンのつながりは有名だが「午前一時」でチャップリンにこれでもかと反抗するまるで生きた家具たちは「移動住宅」のような三バカ短編まんまであることがお分かりいただけるであろう。
毎回見るハメになった『泥棒を捕まえる人』にしてもチャップリンの当て馬にされるただのキーストン喜劇というわけでなく個々の動きは今にも生きているのではないだろうか?たとえばフォード・スターリングが走る出す際にジャンプするのは漫画・アニメそのまんまでありうっかり入った泥棒のアジトから出ようとして鉢合わせになりそうになりそのままスーッと戻るのも今の喜劇で活用される動きでもある(ここが笑いが起きた個所であるような。ちなみに一番は上野でのラストでチャップリンとスターリングがこけて終幕なシーンで大野さんが「あ、こけました」)

・サイレント映画への入口になる?
この企画には自分のようなオタクだけでなく声優から知った人もいるみたいだったがいかんせ朝早いモーニングでは無理がある。(一度平日に突撃したが10人未満であった)間口を広げるためにはなんやかんやで地上波が一番だったりする。そこで声優たちが活弁をつければサイレント映画であってもゴールデンタイムに流せるではないか!そもそも最近はBSですらサイレントを流さない風潮だ。自分は散りゆく花をリリアン・ギッシュのインタビュー付でBSでみたがそのようにテレビは機会を提示する役割が本来はある。そうすれば声優→活弁→元とふれあいサイレントもメジャーになる!…はずなのだ。
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