2016/05/08

colos Expo 2016 お礼と展示の紹介

DSC_0091.jpg
↑今回のスペース。一人だけ即売会スタイルで浮いていた気がしないでもない。

本日開催のcolos EXPO 2016の当スペース「寝古鉢鉄工所」にお越しいただきありがとうございました。おかげさまで今回頒布した『合衆国汽船大西洋三軸定期船コロンビア号』『東京ディズニーシー実用的ではないガイド(仮)』、双方が全て持ち込んだ分が捌けました。これまでの在庫分では足らず清水の舞台から飛び降りるで増刷をかけましたが逆に足らない始末で申し訳ないです。

LT『船好きから見たS.S.COLUMBIAの魅力』も課金延長する気満々でしたがまさか5分で終わるとは思っても見ませんでした。この短時間に収めるためいささかどころではなく詰め込みすぎた感はありますが、コロンビアの魅力の一端を伝えられたらと思います。ディズニーのテーマパークは「ディズニー以外」の視点でも相当楽しめる場なんです。

展示書籍の紹介
ブースのサイズがせいぜいビッグサイト程度とぐらいと思いきや2スペース分だったので急遽穴埋めに持ってきた展示書籍をご紹介。WDI本はもちろんのこと客船の書籍もこれを機会に読んでくれたら幸いです。

CIMG6576.jpg
・Walt Disney Imagineering
毎度お馴染み、ことあるごとに宣伝している"WDI本"がこれ。
構想から建設までパークを作り上げるイマジニアリングを語るならばこれがなければ始まらない。翻訳が出る見込みはまあ薄いのでさっさと買ってしまいましょう。お値段は入園料とほぼ同じだけど一回インするより体験価値はよほど向上しますぞー!!!
・・・・・・D23EJの物販あるいはパークでサンプルとして置いていればこんなデカブツを毎度動員するまでもないのだがなあ。

CIMG6579.jpg
『豪華客船スピード競争の物語』
タイタニックのエンジン
↑翻訳者粟田亨氏のホームページ。本書の内容の紹介なので参考に。
船を走らす機関「のみ」を取り扱う趣味書は出版されたイギリスでも珍しく、ましてや日本では皆無なので翻訳が出ただけでもう奇跡といってもよい一冊。パークには本書からの出典の図面や写真が複数(例えばタートルトークの「フーサトニックの断面図」はファーターラント)見られるのでこれをはずさないわけが無い。

CIMG6577.jpg
The First Great Ocean Liners in Photographs:1897-1927
The Fabulous Interiors of the Great Ocean Liners

前者は第一次世界大戦前後、つまりコロンビアのモデルとなった時期の客船を、後者は客船のインテリアだけを題材にした写真集。
日本において客船趣味はマイナージャンルであるけれどもアメリカでは豪華本からペーパーブックまで多種多様な書籍が販売選択肢が豊富にそろっている。William H Millerによるこのシリーズは写真が大判で掲載、かつ大変リーズナブル(大抵の場合中古で1000円ぐらい)なのでオーシャンライナー入門としてうってつけ。

CIMG6578.jpg

横浜みなと博物館企画展『豪華客船インテリア画展』図録
セイリングデイブッフェに飾られるダイニングのカラースキームの参考として持参。本当は『豪華客船インテリア画集』を持ってきたかったがWDI本以上の図体で無理だったのでその代理。


・お礼と感想
※帰って勢いで書いたので書き直すかも。
CIMG6574.jpg
↑LTに聞き入る来場者。120人を超えたとか。
DSC_0098a.jpg
↑展示・物販コーナーの様子。

お互いの「好き」を発表して交流する、ejよりも“EXPO”なアルティメットディズニーファンイベント
プーやのひとりごと79 - 舞浜横丁


何はともあれLTに聞き入り、展示に見入り、アトモスに笑い、そして同志と交流する、そんな素敵な場を提供してくれた主催者の皆様にお礼を言いたいです。ディズニーは巨大ジャンルながらもファンからの発信の機会が非常に少なく、こうして積極的になれるまさに“EXPO”なイベントを一日堪能できたことは幸せなことです。

「知らなかったそんなの…」とこぼす他無いSeinaさんによる絵画に関するLT、まるで開園時のディスカバリーギフトかと思わせるいちくわさん・くわばらさんの展示などなどLT、展示を見ると人の好みは十人十色であるとつくづく実感します。どれも自分では思いもよらないものばかりでそれを楽しめる、これぞイベントの醍醐味でしょう。
そしてもちろん我がスペースにいらした方に限らず様々な方との交流。120人もいらしたわけですからもちろんごく一部だけですがお話できて楽しかったです。

ただ展示と交流に重きを置いてLTをかなり取りこぼしてしまったのが残念。本家のD23も全ての企画を見るのは無理で端から捨てにかかるしかないと聞くので、まあ、その疑似体験だと思って納得するしかあるまい。



・いろいろぶっちゃけた感想

EXPOとは、ただプレゼンテーションやショーを鑑賞する場所ではありません。
ファンが自分の好きなディズニーを見せ、交流する場所です。
でも、LTだけでは表現しきれないこともあるでしょう。
colos EXPOでは、展示・物販コーナーが登場します。
模造紙で発表したり、自作アイテムや同人誌を販売したり、要らないグッズのフリーマーケットしたり…
あなたの好きなディズニーを好きな形で広げましょう!
展示・物販コーナー - colos EXPO 2016



今回のイベント、ある意味ディズニーオンリーですよね?まあ同人誌の頒布は自分ひとりだけだったけど、ディズニーをピンポイントで排除する即売会が圧倒的に多い中上記のようにはっきりディズニーの同人誌を明言したのはここぐらいですよ!いや同人誌ばかり強調しているけどグッズだって皆さん素晴らしいものばかりでした。特に本イベントのデザイナーであるやさいさん製作の名札シールやストラップは見事です。

オンリーとは同人誌のやり取りのみに留まらずファンの交流イベントなのだから今回のイベントをディズニーオンリーと受け取っても構わないでしょう。2009年のファイアボールオンリー、今週開催されたジャエルプチオンリー、今回のcolos EXPOとこうして「ディズニーオンリー」が開催されたのだから「ディズニーの同人誌は怖い・危ない・存在しない」とはとてもじゃないが言えまい。うん?どうかね?「有り得ない」と言い切るのはもっと調べてからにしたまえ。
とはいえこんなに偉そうにいえる立場ではないかもだが。本当に有難い話です。

で、本音をぶちかますともっと他の方が書いた同人誌を読みたいわけです。18禁ばかりが同人誌扱いされるけど以前から評論はいらっしゃるしコロンビア本だって立派な評論系同人誌(すくなくともそういう評価は受けている模様。有難い話です)だ。こうして「ディズニーの同人誌は危なくない」と実証したのだからもう少し盛んになってもいいんじゃないのかな。
これは決して強要するわけではなくLTや展示など素晴らしいお話がすでに形になっているのですからもう一歩、あともう一歩が欲しいのです。
公式がやらないなら俺がやる!Do It Yourself!その意味で物理的な形として残る同人誌(もちろんグッズも)はやりがいがあるのでおすすめです。


DSC_0107.jpg
↑まさか「売切」と書く日がこようとは・・・・・・。オンリーイベント恐るべし。
2016/05/01

イベント参加告知:colos EXPO 2016

5月8日に開催されるcolos EXPO 2016に以下の二つで参加します。

・展示・物販コーナー
ブース寝古鉢鉄工所における 『合衆国汽船大西洋三軸定期船コロンビア号』と無料本『東京ディズニーシー実用的ではないガイド(仮称)』の頒布
前者は現在通販中のものと同じ版、後者は夏コミで刷る数を間違えてだだ余りした物なのですでにお持ちの方がこれ目当てにくる必要は無いかと。

・ LT(ライトニング・トーク)『15分山分け!TDSの部』
「船好きから見たS.S.COLUMBIAの魅力」
コロンビアの元ネタについてはすでにDis勉(ディズニー・夏の自由研究発表会)で発表したのでまた違った観点で話す予定です。


LTもあり、パネルディスカッションもあり、ショーもあり、展示もあり、販売もあり…
すべてのディズニーをつなぐ、いちばんおかしな1日間をお楽しみください。



EXPOとは、ただプレゼンテーションやショーを鑑賞する場所ではありません。
ファンが自分の好きなディズニーを見せ、交流する場所です。
でも、LTだけでは表現しきれないこともあるでしょう。
colos EXPOでは、展示・物販コーナーが登場します。模造紙で発表したり、自作アイテムや同人誌を販売したり、要らないグッズのフリーマーケットしたり…あなたの好きなディズニーを好きな形で広げましょう!



で、このcolos Expo2016とは、一言で表せば主催者の「D23EJよりも“EXPO”な会」 ということですが要するにディズニーオンリーみたいなものですね。曲解にもほどがありますが、コミケやコミティア、赤ブーといった大手所以外の即売会がディズニーを名指しで禁止する中このように同人誌も含んでいる、ならば参加するしかないじゃないですか。
同人誌は僕一人のようですがまあ、イベント発表が開催一ヶ月前なのでそこはしょうがないか。3月のドンパチやズートピアのリッチ・ムーア、バイロン・ハワード両監督が普通のファンアートからカップリング、擬人化までどんどん紹介する様子、5月のジャエルプチオンリーに加えて今回のイベントでいつの日か舞浜・バーバンクオンリーでも開かれたらねえ。

聴講のみでも参加登録する必要がありますが参加費はありませんのでご参加下さいませ。
2015/08/15

コミケ88のお礼

先日は暑い中お越しいただきましてありがとうございました。委託してくださった縹渺さん、あの灼熱地獄の中わざわざ買いに来て下さる皆様にお礼申し上げます。
通販しているにもかかわらずコミティアと同様に始まってすぐに来た方もいらしてこれがネットではなく同人誌で展開することの意義の一つではないかとも感無量です。

本日の無料頒布本『東京ディズニーシー実用的ではないガイド(仮称)ポートディスカバリー編』はコロンビア以外のあれこれを詰め込む同書に収録しますので本日来られなかった方もご安心下さいませ。ただし「コンセプトアートから推測する変遷」はどうなることやら…
合衆国汽船大西洋三軸定期船コロンビア号 | 寝古鉢鉄工所
今回頒布した第3版ではなく第2版になりますが通販は在庫がまだありますので来られなかった方も是非ご利用下さい。

次C89にでるとしたら評論で『実用的ではないガイド』を出すかメカミリで『合衆国汽船コロンビア号』のオフセットを出すかどちらにするか考えております。 ディズニーでも刷ってくれる印刷所を教えてもらったので『海洋テーマパークとしての東京ディズニーシー』にもっと手を入れてみようかなと。

それにしても二日目のディズニー島に行きそびれてしまったのが残念…でも確かにアニメ(その他)には島があったんですよ!定着すればいいなあ。
ただ相変わらず数少ないオーシャンライナーの同人誌(今回のディズニー以下!)がこんな鵺のようなものでいいのかという戸惑いは隠せませんが。
2015/08/02

コミックマーケット88告知

8月14日開催のコミケ88に縹渺様のスペース一日目東ミ44a縹渺舎に既刊『合衆国汽船大西洋三軸定期船コロンビア号』の第3版とポートディスカバリーに関する会場限定のペーパーを委託いたします。

・日時、場所
2015年8月14日コミックマーケット88一日目
スペース:東ミ44a縹渺舎
コミケの詳細はこちら(コミックマーケット88のご案内)

・『合衆国汽船大西洋三軸定期船コロンビア号』第3版
東京ディズニーシーのオーシャンライナーコロンビアの考察本。
コミティア112で頒布したコロンビア考察本を一部写真の入れ替えと誤字脱字や致命的なミス(例えばルネサンス脇の帆船がキャラベルなのにキャラックと称してしまっているなど。タイタニックとルシタニアを混同するようなものじゃないか…)の修正を施した新版。
すでにお持ちの方が新しく購入される必要はありません。


・ポートディスカバリーに関するペーパー
コロンビア以外の雑多なあれこれをまとめる『東京ディズニーシー実用的ではないガイド(仮称)』のお試し版としてポートディスカバリーに関するペーパーを付属。『合衆国汽船コロンビア号』をお持ちの方はペーパーだけもありです。
内容は「エレクトリックレールウェイ駅壁画のレトロフューチャー要素」「アトラクションとしてのストームライダーのルーツ」「コンセプトアートから推測するポートディスカバリーの変遷」などの予定。
現在絶賛製作中なので内容の変更および配布の断念もありえる、かもしれません。
8月12日追記
ペーパーのつもりでしたが無料頒布本(12ページ)に変更します。内容は「エレクトリックレールウェイ駅壁画のレトロフューチャー」「アトラクションとしてのストームライダーのルーツ」「コンセプトアートから推測するポートディスカバリーの変遷」「ストームライダー、主にその機体について」「クローズに関する雑感」「海底グランプリ」の6つです。


…今回のコミケはアニメその他に12もディズニーのサークルがいらっしゃる(ベイマックス8、アナ雪2、ジャエル1、その他1)のだからもうそろそろ件の都市伝説が効力を失って賑わってほしいものです。パークオリジナルキャラを動かす本は一体どこにいけばいいのか見当もつかないのでディズニーがジャンルとして独立すればそこで一発なわけですからして。
2015/05/25

『合衆国汽船コロンビア号』通販告知ともろもろ

合衆国汽船大西洋三軸定期船コロンビア号 | 寝古鉢鉄工所 

東京ディズニーシーを構成するテーマポートの一つアメリカンウォーターフロント。その象徴であるオーシャンライナーコロンビアの作り込みとバックグラウンドストーリーを史実の視点から解説します。

 コミティア112で頒布しました同人誌『合衆国汽船大西洋三軸定期船コロンビア号』の通販のお知らせです。本日boothの入荷が完了しました。コピー誌なのに送料含め1000円越え、しかも入荷数は突っ返される可能性を考慮したため40部と少なめですがよろしくおねがいします。すぐ捌けてしまったら追加も考えます。

以下は補足と言いますかなんといいますか。


・はじめてのどうじんし
ブログやツイッターと違って組版を考える手間が増えますがそこが同人誌の楽しみの一つじゃないかと。4の倍数のページ数に詰め込むことを最優先にしましたので次は整えてみようと思います。
写真もパーク以外はフリーなものを、ブリタニックも許諾を頂いて用いましたが「筆者所蔵」がタワテラのチラシただ一枚というのはやはり寂しいので自分のコレクションで賄ってみたいものですが相当高くつきそう…
・虻蜂取らずなターゲット
オーシャンライナー好きには「東京ディズニーシーはただの子供だましな遊園地ではない。こんなにも楽しめる」、東京ディズニーシー好きには「作り込みの楽しみ方は隠れミッキーだけではない。メディアの喧伝する『お役立ち情報』以外にも目を向けて欲しい」と呼びかけたいがために書いた本書ですがひっくり返してみるとオーシャンライナー好きにはフィクションであるバックグラウンドストーリーの説明不足、東京ディズニー好きにはオーシャンライナーの専門用語がちんぷんかんぷんの可能性が…どちらかに絞る必要もあるかと思いますがどうでしょうか。


・参考文献
3ページも参考文献を記すとは過剰とも思えますが(フル活用できたとは言えず実際その通りですが)これにはわけがあります。参考文献というものは本文からさらに広げて掘り進めていく上で重要な指針になりますがそれ以上に自分の体験がありまして、ディズニージャンルに出戻りした頃舞浜狂の関連書籍にリストアップされた書籍を手当たり次第読み進めていった結果ここまで病状が悪化したのですから、要はリスペクトみたいなものでもあります。ならば一冊一冊にコメントをつけるべきですが…力不足・時間不足でギブアップ。やはりさくまさんはすごい。
で、ファンダフル会報以外はどれも図書館にあるので原文にあたって欲しい
建設工業新聞や地学教育は国会図書館ぐらいなものだけれども、ほかは地元に無ければ相互貸借の届けを出せば容易に借りられる類なので安心して下さい。というか税金を払っているのだから有効活用しなければ勿体無いってホント。

・対pixiv
boothの運営母体であるPixivは2007年ごろディズニーのイラストを問答無用で消していた前科がありますので警戒していましたが今のところ何の警告も受けておらず。堂々と「東京ディズニーシー」とタグをつけてもまったく警告がこないということは安心していいということでいいのかな。

・ディズニー自警団
 いやね、何が一番怖いかっていいますと「ネズミーなんてやったら同人界が潰される!」と攻めてくるディズニー自警団なわけですよ。東方警察なんて目じゃない彼らにはいろいろな意味で関東大震災の朝鮮人虐殺に通ずるものがあります。ディズニー社が動いたのはエアパイレーツの一件ぐらいなのに周囲が潰した事例はネットに証拠があるだけでも2015年1月17日、2014年9月25日、2013年8月9日の少なくとも三件もありますからね。この前後をツイッターの高度な検索で「ディズニー 同人」などのワードで検索をかけてみると背筋が・・・
この風潮もアナ雪ベイマックスの流行で薄れつつありますが、次は東京ディズニーリゾートで盛り上がらないかと一寸期待しております。「ネズミーの可愛い衣装を着せてみました~」のダブルパロディではなく堂々とショーパレアトラクションを、あるいはテーマポートの住人を題材にした同人誌が読みたいわけで。